ブラウンの電動歯ブラシ「オーラルb」シリーズは、P&Gの調査により「世界の歯科医推奨率No.1ブランド」と発表されています。
今回ご紹介するオーラルb io3、io4、io5はioシリーズの上位モデルの技術は変えずそのままに、手に取りやすい価格帯のモデルとして発売されました。
3つのモデルはモードや使える機能が異なります。
結論としては、
がおすすめです。
本文では3つのモデルを比較し、モードや使える機能についてわかりやすく解説します。
オーラルb io3 io4 io5の違いは4つ!
オーラルb io3 io4 io5の違いは、以下の4つです。
・モード数の違い
・使える機能の違い
・付属品の違い
・カラーバリエーションの違い
高級電動歯ブラシ「オーラルB ioシリーズ」の中でも、1万円~2万円の中価格帯で購入しやすいのが「io3 io4 io5」です。
購入を検討するときに知っておきたい違いについて詳しく解説します。
ご自身にピッタリなのはどのモデルなのか、記事を参考に判断してみてください。
オーラルb io3 io4 io5のモード数の違い
io3 | io4 | io5 | |
モード | ・標準クリーン ・やわらかクリーン ・ホワイトニング | ・標準クリーン ・やわらかクリーン ・超やわらかクリーン ・ホワイトニング | ・標準クリーン ・しっかりクリーン ・やわらかクリーン ・超やわらかクリーン ・ホワイトニング |
io3は3つの中では標準的なモデルです。
他の2つのモデルと比べるとモード数が少なく、不安に思う人もいるかもしれませんね。しかし、3つのモードがあれば日常の歯磨きは十分満足できます。
io4には「超やわらかクリーン」が追加され、日常の歯磨きに歯茎への優しさをプラスしたい人向けです。
io5にはさらに「しっかりクリーン」が加わりました。
「汚れが気になるときにはしっかり磨きたい。でも歯茎から出血があるときには優しく磨きたい」そのときの口の中の状態に合わせた選択ができるようになっています。
オーラルb io3 io4 io5の使える機能の違い
io3 | io4 | io5 | |
使える機能 | ・スマート押しつけ 防止センサー | ・スマート押しつけ 防止センサー ・アプリ連携 | ・スマート押しつけ 防止センサー ・アプリ連携 ・AIブラッシングガイド ・モード表示 |
3つのモデルすべてに力が入りすぎ、入らなさすぎを教えてくれる「押しつけ防止センサー」が搭載されています。
io4からはアプリと連携してブラッシングの管理ができるようになり、io5では「AIブラッシングガイド」が追加され、アプリを使ってできることが増えました。
またio3、io4にはモード表示がなく、どのモードを使っているのか分かりにくい部分がありますが、io5ではブラシ本体にモードが表示され、モードを切り替えるときにも安心して使えます。
オーラルb io3 io4 io5の付属品の違い
io3 | io4 | io5 | |
付属品 | ・替えブラシ アルティメイトクリーン×1 ・充電器×1 | ・替えブラシ アルティメイトクリーン×1 ・充電器×1 ・トラベルケース×1 | ・替えブラシ アルティメイトクリーン×1 ジェントルケア×1 ・充電器×1 ・トラベルケース×1 |
3つのモデルに共通する部分は、替えブラシの「アルティメイトクリーン」、「充電器」です。
io4からはトラベルケースが付属になりました。
ioシリーズの上位モデルではトラベルケースで充電可能なものもありますが、io4とio5に付属しているトラベルケースには充電機能はなく、本体と替えブラシを収納し持ち運びのできるケースです。
io5には替えブラシ「ジェントルケア」も付属され、磨き方の幅がより広がりました。
オーラルb io3 io4 io5のカラーバリエーション
io3 | io4 | io5 | |
カラー | アイスブルー | クワイトホワイト | マットブラック |
オーラルb io3、io4、io5はそれぞれ本体カラーが異なります。
io3は爽やかな水色、io4はどんな場所にもなじみやすい白色、io5は艶をおさえ落ち着いた黒色です。
販売店によっては限定色として他の色を販売している場合があり、たとえばAmazonではAmazon限定色として別色で販売されています。
オーラルb io3 io4 io5 のモードを解説
オーラルb io3、io4、io5は上位モデルになるほど使えるモード数が増えていきます。
各モードをどのようなときに使えばいいのか詳しく解説していきます。
標準クリーン・やわらかクリーン・ホワイトニングはio3 io4 io5 に搭載
オーラルb io3 io4 io5 のすべてに搭載されている、3つのモードについて解説します。
【標準クリーン】
標準という名前どおり、普段の歯磨きに最適なモードです。他の2つのモードに比べ振動が強く、汚れや歯垢もパワフルに落とせます。
【やわらかクリーン】
普段の歯磨き「標準クリーン」よりも振動が弱くなります。振動が弱くなることで歯や歯茎に振動が響かず、やさしく磨けます。
【ホワイトニング】
緩急のついた振動で、歯の表面についた着色汚れ(ステイン)を効率よく落とします。振動が強くなったり弱くなったりするため、音にも強弱があります。
超やわらかクリーン・しっかりクリーンもほしいなら io4 io5 を検討
【超やわらかクリーン】は、io4、io5に搭載されています。選択できるモードの中では振動がいちばん弱く、やわらかクリーンより優しく磨くことが可能です。
【しっかりクリーン】はio5のみに搭載されています。選択できるモードの中でいちばん振動が強く、標準クリーンよりも力強く磨けます。
AIブラッシングガイドは io5 のみ
アプリと連携してAIがリアルタイムで歯磨きを分析し、磨き残しを教えてくれる「AIブラッシングガイド」はio5のみ搭載されています。
口コミでは、「歯磨きしている部分が表示されて楽しい」「細部まで磨けるようになった」という声もあり、特に歯磨きに自信のない人におすすめです。
オーラルb io3 io4 io5 の使える機能について解説
ここからはオーラルb io3、io4、io5の使える機能について解説します。
スマート押しつけ防止センサーはio3 io4 io5 に搭載
ブラッシングにかかる力を、強い、最適、弱い、の3段階で検知し、色を変えて教えてくれる押しつけ防止センサーは、3つのモデルすべてに搭載されています。
力が強いときには本体のライトリングがレッド、最適のときにはグリーン、弱いときにはホワイトに光って知らせてくれるので、磨くうちにどのくらいの力で磨けば良いのか判断できるようになります。
ブルートゥースでアプリ連携できるのは io4 と io5
スマートフォンとアプリで連携するためには、ブルートゥースを利用します。
ブラシ本体がブルートゥース通信可能なio4、io5だけの機能で、ブラシが未対応のio3ではこの機能は使えません。
AIブラッシングガイドは io5 のみ搭載
io4とio5はアプリ連携できますが、AIブラッシングガイドに対応しているのはio5のみです。
io4ではブラッシングの管理ができます。
オーラルb io3 io4 io5の共通点
ブラウンオーラルbの中で最も高い歯垢除去力を持つのがioシリーズです。
その理由が、ここで紹介する遠心マイクロモーションなどの機能。オーラルb io3、io4、io5 にも共通して搭載されているio シリーズ独自の共通の機能についても解説します。
丸形回転ブラシ+遠心マイクロモーション
一般的な縦長のブラシとは異なり、ブラウンオーラルbシリーズでは丸形のブラシを採用しています。
丸形のブラシで歯を包みこみ、ブラシ全体ではなく1本単位で振動させ磨ける技術「遠心マイクロモーション」により、歯についた汚れや歯垢を物理的にこすり取ることが可能です。
P&Gの調査によると、手磨きに比べ歯垢除去力は99.7%アップしているため、歯垢が蓄積するのも防げますよ。
ブラシ1本1本が振動するリニアマグネティックシステム
リニアモーターカーの磁気駆動を再現し、磁気の強力なパワーを精密に制御する機能です。
リニアマグネティックシステムで強力なパワーを送り、遠心マイクロモーションでブラシ1本1本を細かく振動させることで、力強く磨けるだけではなく歯間や通常ではブラシが届きにくい部分もしっかりと磨くことが可能です。
オーラルb io3 io4 io5の比較表
オーラルb io3 | オーラルb io4 | オーラルb io5 | |
型番 | iOG31A60IB | iOG41A61KWT | iOG52J62KBK |
価格(公式サイト) | 12,980円(税込み) | 17,380円(税込み) | 22,880円(税込み) |
発売年 | 2022年 | 2022年 | 2022年 |
カラー | アイスブルー | クワイトホワイト | マットブラック |
重さ | 127g | 127g | 127g |
モード数 | 3 | 4 | 5 |
使える機能 | ・スマート押しつけ防止センサー | ・スマート押しつけ防止センサー ・アプリ連携 | ・スマート押しつけ防止センサー ・アプリ連携 ・AIブラッシングガイド ・モード表示 |
電源 | 充電式 | 充電式 | 充電式 |
保証期間 | 1年 | 1年 | 1年 |
付属品 | ・替えブラシ アルティメイトクリーン×1 ・充電器×1 | ・替えブラシ アルティメイトクリーン×1 ・充電器×1 ・トラベルケース×1 | ・替えブラシ アルティメイトクリーン×1 ジェントルケア×1 ・充電器×1 ・トラベルケース×1 |
※本体カラーは販売店によって限定カラーがあります。価格は2023年5月現在のものです。
- オーラルb io3は歯磨きに必要な機能がまとまっており、価格も抑えられています。一方io5は3つのモデルの中ではモードも機能も最多で価格も高く、約10,000円の差があります。
- io3、io4、io5の3つのモデルはモードや機能数は異なりますが、重さに違いはなく、どれも127gです。一般的な電動歯ブラシは100g前後のものが多く、気にならない重さですよ。
- 電源が充電式なので乾電池式のものに比べ、パワーが不足することなくしっかり磨けます。
オーラルb io3 io4 io5はどれがおすすめ?
オーラルb io3 io4 io5 にはモード数や機能に違いがあるものの、共通点も多いため判断を迷うこともしばしば。
どのモデルを選べばいいのか、以下のポイントを参考にしてみてください。
オーラルb io3 はこんな人におすすめ
ブラウンオーラルB io3がおすすめなのは、
io3はスマートフォンとの連携ができません。
しかし基本的な機能は搭載されており、歯磨きのモードは3つから選べます。
歯磨きするのに十分な機能がコンパクトにまとめられているため、3つのモデルの中では一番価格が安いこともはじめて使う人、シンプルな機能があれば良い人にとっては嬉しいのではないでしょうか。
オーラルb io4 はこんな人におすすめ
ブラウンオーラルB io4がおすすめなのは、
io4には、弱い振動で優しく歯磨きできる「やわらかクリーン」モードがあります。強い振動が苦手な人や歯や歯茎の状態が気になる人におすすめです。
io4はアプリと連携し、毎回のブラッシング記録を管理することができます。
オーラルb io5 はこんな人におすすめ
ブラウンオーラルB io5がおすすめなのは、
io5のいちばんの魅力は、AIによるブラッシングガイドです。磨いている部分がリアルタイムで表示されるので磨けている部分、磨けていない部分がわかるため、歯磨きに自信のない人には特に嬉しい機能でしょう。
他のモデルにはない「しっかりクリーン」モードで強い振動を感じながら磨くことができ、口の中の状態によっては優しいモードに変更して磨くことも可能です。
オーラルb io3 io4 io5の違い比較まとめ
オーラルb io3、io4、io5は丸形ブラシが歯を包みこみ、1本1本細かく振動して歯の汚れ、歯垢を物理的に取り除くという歯磨きの性能は共通しています。
違いは、使える機能やモードの数です。
標準の機能が備わったio3、標準機能に優しく磨けるモードとアプリ連携が追加されたio4、そこに強い振動で磨けるモードやAIによるブラッシングガイドが加わったio5、io3とio5では価格差が約10,000円ほどあります。
歯ブラシを選ぶときには、歯磨きを無理なく続けられるかが大切です。
毎日行う歯磨きが今より少しでもラクになるように、ご自身にぴったり合ったものを選んでみてくださいね。